■東京11R・京王杯スプリングC■

 今年のケンタッキーダービーは9番人気の伏兵アイルハヴアナザーが逃げた1番人気ボードマイスターを差し切る波乱の決着。ちなみに優勝馬の父フラワーアリーの母プリンセスオリビアは6年前から社台ファームで繁殖生活を送っており、日本での初産駒ブルーミングアレーはフローラS3着、2番子トーセンラーはきさらぎ賞勝ち馬、そして3番子のスピルバーグはプリンシパルS勝ちと、オープン馬率十割の素晴らしい成績を残している。血統的付加価値アップのスピルバーグが今度は日本のダービーに波乱を呼ぶのかも。
 東京11R・京王杯スプリングCはアグネスウイッシュ本命。3代母アグネスレディーが79年のオークス馬で、母アグネスシスターは00年のダービー馬アグネスフライト、08年のダービーサイヤー・アグネスタキオン兄弟のいとこにあたる。この時期の府中で特注の一族だ。

◎アグネスウイッシュ  ○サンカルロ  ▲サダムパテック  ☆グランプリボス  △ジョーカプチーノ

「スポニチ平成24年5月12日付け掲載」

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