■東京11R・富士S■クイーンエリザベス2世Sでデビュー以来の連勝を「9」に伸ばした怪物フランケル。2着エクセレブレーションとの着差は今季初戦のG3グリーナムSと同じ4馬身差だったので、135Pの公式レーティングが跳ね上がることはないだろうが、実質的には140P超えのレジェンド級と肩を並べる高みに到達した感じだ。前週に悠々とデビュー14連勝を果たした豪州の女傑ブラックキャビアには来シーズン、欧州遠征プランがあるという。どちらかが譲歩する形で文字通りのマッチレースが実現しないものだろうか。東京11R・富士Sは東京巧者のスズジュピター本命。祖母ビーバップは東京コースでオープン特別(パラダイスS)と準オープン(ユートピアS)に勝った。ダービー馬にしてダービーサイヤーでもある父ばかりでなく、母系の血も筋金入りの“東京仕様”だ。 ◎スズジュピター ○レインボーペガサス ▲ストロングリターン ☆ダンスファンタジア △エイシンアポロン △ゴールスキー |
「スポニチ平成23年10月22日付け掲載」