■中京11R・小倉大賞典■先週土日の重賞3連発のハイライトは何と言っても京都牝馬S、4角最後方から驚異の14頭抜きを決めたヒカルアマランサスの大爆走。クレバーな先行型が主流のアグネスタキオンの牝駒としては珍しい破天荒なパフォーマンスだった。鞍上デムーロの“決め打ち”が引き出したものは、重賞初制覇となったヒカルアマランサスだけではなく、アグネスタキオン血脈そのものの新たな可能性だったのかもしれない。ちなみに先週末は他にも2400mの松籟Sを制したメインストリームなど、タキオン産駒は5勝の固め勝ちだった。中京11R・小倉大賞典は先行の名人と手が合ったリトルアマポーラ本命。先のアメリカJCCでは牡馬3頭が総崩れだったタキオン5歳世代だが、こちらは母の父経由で受けたダンシングブレーヴ血脈を活力源に2度目のピークを迎えた感じ。ここは重賞V2が濃厚だ。 ◎リトルアマポーラ ○マンハッタンスカイ ▲ナリタクリスタル ☆アーリーロブスト △テイエムアンコール △ダンスインザモア |
「スポニチ平成22年2月6日付け掲載」