血統は語る
■東京11R・共同通信杯■
先週日曜の京都準メーン・松籟Sを実質トップハンデの56.5K(4歳馬には1Kのエージアロワンスがある)で制したオースミグラスワンは、その名から推察される通り、“ミスターグランプリ”グラスワンダーの産駒。骨折による10カ月のブランクを挟みながら、8戦4勝2着4回の連対パーフェクトの快進撃を続行中だ。新馬でローゼンクロイツをねじ伏せた素質馬が完全に本格化した印象で、当日のメーン、京都牝馬Sがラストラン(8着)となった2歳上の姉オースミハルカも安心して?繁殖生活に入れることだろう。
東京11R・共同通信杯のフサイチリシャールは半姉ライラプスの先を越してG1ウイナーの仲間入り。自身、当コースの2歳レコードホルダーだが、姉も2勝(クイーンC、スイートピーS)という“東京巧者”の血筋で、ここは2歳チャンプの貫録を見せつけるはずだ。
◎フサイチリシャール
○ショウナンタキオン
▲アドマイヤムーン
☆マッチレスバロー
△マイネルグロリアス
「スポニチ平成18年2月5日付け掲載」
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