血統吉凶
■中山11R・アレキサンドライトS■
昨年の2歳ダート王プライドキムにケンタッキーダービー挑戦のプランが持ち上がった。以前、同馬の芝コースでの可能性について言及したのはこの国の春競馬に適当な番組がないためだったのだが、より大きなターゲットを設定した陣営の英断には拍手を送りたい。もっとも、舞台はダート部門の世界最高峰。ピンポイント参戦で結果を出すのは難しいのも事実で、できれば3冠皆勤の構えで臨んで欲しいところ。特に母の父リアルシャダイのスタミナは3冠最終戦、12FのベルモントSで威力を発揮する可能性があるように思う。
中山11R・アレキサンドライトSはタイキヘリオスの大駆けを狙う。半姉クロフネミステリーは5歳時に米重賞入着(G2・ディスタフH3着)を果たした北米遠征の隠れたパイオニアだし、半兄タイキパイソンはダート7FのJRAレコードホルダー。最上級の“ダート一族”の出身だ。
◎タイキヘリオス
○カオリノーブル
▲マイネルボウノット
☆オーガストバイオ
△クーカイ
△ブラーボウッズ
「スポニチ平成17年1月8日付け掲載」
[back]